日本の食料自給率、世界でも超低い?
皆さん、日本の食料自給率、どのくらいかご存知でしょうか?
「テレビでは低いって言うよなぁ」と思っておられる方多いのではないでしょうか?
今回は、日本の食料自給率に関して簡単にお話したいと思います。
現在の食料自給率は、カロリーベースで38%と主要先進国の中の最低となっています。
(アメリカ173%、フランス117%、ドイツ84%、イギリス54%)
※農林水産省HP
確かにカロリーベースで見ると最低だけど、生産額ベースで見ると、
日本58%、アメリカ92%、フランス83%、ドイツ58%、イギリス60%です。
「あれっ?」と、「確かに自給率が高い訳ではないけど、他国と比べてもあんま変わんないじゃん!」って思われませんでしょうか?
そもそも、カロリーベースで計算しているのは、日本や韓国など極めて少数派で、世界基準は生産額ベースです。
日本で自給率の高いのは、米(ほぼ100%)や野菜(約80%)です。
特に野菜は、カロリーが超低いので食料全体のカロリーは数%しかありません。
でも生産額ベースでみると野菜の割合は全体の20%を超えています。
また、このカロリーベースの計算、輸入された餌で育った牛・豚・鶏・卵などは、自給できていないと換算される為、国産であっても自給率に反映されません。
更に、食べられずに廃棄された食料も全カロリー計算に含まれる為、見かけ上の自給率が低くなります。(日本の食品廃棄は年間2,000万トン)
=これは食品ロスを減らす事で自給率UPするのでガンガン宣伝すべきと思います
そもそも、カロリーベースや生産額ベースで100%超える自給率の国が、全ての品目を国産でまかなえていない事実があります。
国によって生産できる物・できない物が多々あり、全体自給率が100%の国でも品目によってはほとんど輸入に頼るって事も珍しくありません。
さて、今回は食料自給率についてお話しました。
確かに食料自給率を上げる事は、あらゆるリスクに備える上で大変重要だと思います。
ただことさら自給率の低さを強調して不安を煽るより、着実に食品ロスを減らしたり、何より米や野菜など地産地消を意識した食生活をする事が肝要と考えます。
元来日本人が食べていた食事は健康にもいいですからね。


