国債を返済するルール?日本だけ?

国の借金、国債の償還(返済)ルールがあるってご存知でしょうか?
今回は、FPとして日本の国債償還ルールについて簡単にお話したいと思います。

日本の国債(建設国債と特例国債)は、借換債も含めて全体として60年で償還し終えるという「60年償還ルール」を法律と運用で明示しています。
これは本来、道路や橋などインフラの耐用年数から導かれた考え方で、毎年おおよそ60分の1ずつ償還財源を積み立て、不足分は剰余金などで補う仕組みになっています。
実務上は満期ごとに多くが借り換えられていますが、長期的には60年かけて返済していく枠組みを明示しているんですね~。
こういった国債の償還ルールを持っている国は、日本以外にありません。
アメリカ・イギリス・ドイツなど他国は、国債残高を長期にわたり維持しつつ利払いをきちんと行うことが中心で、満期が来た元本は新たな国債を発行して借り換える運用が基本だからです。

さて今回は、日本の国債償還ルールについてお話しました。
日本以外の他国は、国債を「完済」する前提はないんですね~。
個人の借金とは性質が違いますから。
ちなみに、メディアがよく使う「赤字国債」って国債はありません。
正確には「特例国債」です。
なんとなく悪い事の様に印象操作するために作り出された造語です。

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